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人材育成のための
プロジェクト
国立高等専門学校を拠点にAI・データサイエンス分野をPoC演習を通じて、体験的に学ぶプロジェクトです。
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概 要
我が国において、DX人材育成は喫緊の課題と考えられ、数々の講座や教材が整備されつつあります。そのような社会背景のもと、生成AI等の新しい技術の登場・普及がビジネス変革や生産性向上に影響を与える一方で、情報の真偽を判断するのが難しくなる等、DXに関するスキル・リテラシーの重要性が増しています。
そこで、本講座では、単なる人工知能分野の知識の教授にとどまらず、データを用いた演習を経験することで人工知能分野の実践的な能力の涵養を目指しています。これらを通し、DXを自分事ととらえ、改革に向けて行動できるようになることをねらいとしています。
目 的
北海道地域、特に道北では、農業が主産業であるという産業構造の問題から地域企業の情報化やDX化は遅れています。さらに、AI・数理データサイエンスの必要性が問われていますが、その⼈材が圧倒的に不⾜しています。このような地域から、DX⼈材の育成を北海道地域全体の喫緊の課題と考え、その⼈材育成に注⼒します。 ⼤学・⾼等専⾨学校は、数理データサイエンス教育認定制度の普及が進み、多くの教育機関において、当該分野の教育は実践されています。特に国⽴⾼等専⾨学校は令和5年度、全ての教育プログラムの認定を受けています。 さらに、国⽴⾼等専⾨学校では、令和2年度からSociety5.0型⼈財育成事業(COMPASS 5.0)を開始し、これからの⽇本において必須とされる分 野の研究・教育実践を進めています。特に、国⽴⾼等専⾨学校は全国に51校あり、地域の企業や⾃治体との連携に強い特徴があります。 札幌市では「Sapporo AI Lab」の取組をいち早く開始され、昨年度から「札幌AI道場」という社会⼈を主な対象とした演習を中⼼とした⼈材育成 を開始しました。本取組では、この「Sapporo AI Lab」との連携を構築し、実践的な技術者の育成を⽬指します。
対 象 者
本取組では、年齢や性別に関係なく、どなたでも受講可能です。ただし、オンライン講習では⼗分なサポートができないこともあるので、コンピュータの操作や⼈⼯知能等の基礎知識を有していることが望ましいです。基礎知識があれば、学⽣の参加も可能です。
旭川から発信
本事業では、札幌市での「Sapporo AI Lab」と連携し、北海道の企業が抱える問題とその問題に関連する実データを活⽤します。
旭川工業高等専門学校と
札幌市「Sapporo AI Lab」との連携構築
1.
旭川での演習拠点の構築
2.
旭川におけるDX人材育成の開始
北海道内における
DX人財育成の展開
1.
旭川以外の各地域との連携構築
2.
DX人材育成の展開
3.
オンデマンド教材の開発
北海道外における
DX人財育成の展開
1.
北海道外との連携構築
2.
オンデマンド型の教材配信によるDX人材育成活動の開始
受講⽣と学ぶ教材のレベル
入門
(リテラシーレベル)
高専リテラシーレベル教材
数理データサイエンスコンソーシアムリテラシーレベル教材 等
独学あるいはオンデマンド教材で学習できるレベル
実践力養成
(PBL)
高専PBL教材
実データを利用したAI演習
実課題において、試行錯誤を通して学ぶ
外部試験
JDLA「G検定」
オープンバッチの活用
身につけたことを客観的な尺度で可視化
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